実証実験レポート
実証実験プロジェクトの採択について
県民のウェルビーイング向上の実現を図るため、先進的なデジタル技術を活用して地域課題を解決する実証実験プロジェクトを募集したところ、県内外から59件の応募があり、書類審査・プレゼン審査を通じて、7件を採択しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
「Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)」実証実験プロジェクト
県成長戦略が目指す県民のウェルビーイングの向上や、「幸せ人口1000万」の実現等を図るため、地域課題をデジタルソリューションで解決する事例を創出し、本県におけるビジネスモデルの構築につなげるもの
募集テーマ
「『幸せ人口1000万』の新規創出」や「企業のデジタル化・ DX 推進」など、7テーマ
各テーマの詳細はこちら
費用上限
【Aコース(5件)】500万円:県のDX推進が促されるような実証実験
【Bコース(2件)】1,000万円:他県でも事例がないような実証実験
募集期間
8月17日(水)~9月20日(火)
採択プロジェクト
テーマ:「幸せ人口1000万」の新規創出
提案者:株式会社IKETEL(大阪府)
実証実験の概要:
- 県内外の企業・個人・自治体によるマッチングサイト構築
- コーディネーターが関係人口創出、その先の共創を伴走支援
- マッチング動向等を分析し、取組みの改善を提案
費用上限:【Aコース】500万円
テーマ:「幸せ人口」と富山県との繋がりの深化
提案者:株式会社キッチハイク(東京都)
実証実験の概要:
- 関係人口のメールアドレスをキーIDとしてデータベースで一括管理
- 利用可能な地域サービスを集約したプラットフォーム構築
- 第1弾サービス「保育園留学」で子連れワーケーションを誘致
費用上限:【Bコース】1,000万円
テーマ:ウェルビーイング向上のための子育て世代の余暇時間の創出
提案者:エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(東京都)
実証実験の概要:
- 家庭内で寝かしつけや見守りにベビーテックを活用
- ベビーテックの効果検証、収集データの利活用を検討
費用上限:【Aコース】500万円
テーマ:企業のデジタル化・DX推進
提案者:株式会社ネクトプラス(富山市)
実証実験の概要:
- 県内企業と本県出身のデジタル人材とのマッチングサイト構築
- 県内企業には外部人材活用のノウハウ、事例等を普及
- 県出身デジタル人材は、兼業・副業等で県内企業を支援
費用上限:【Aコース】500万円
テーマ:企業のデジタル化・DX推進
提案者:株式会社IoTRY(射水市)
実証実験の概要:
- デジタルツインにより工場の作業環境を可視化
- 最適な作業工程のシミュレーション等により業務を改善
費用上限:【Aコース】500万円
テーマ:中山間地域における生活の利便性向上
提案者:能越ケーブルネット株式会社(氷見市)
実証実験の概要:
- 高齢者の困りごとを解決・支援するプラットフォーム構築
- アクティブシニア、パート、学生等をギグワーカーとして活用
費用上限:【Aコース】500万円
テーマ:県民向けアプリの連携
提案者:株式会社TRUSTDOCK(東京都)
実証実験の概要:
- 「デジタル身分証」によりアプリ毎のID等を統一
- アプリ毎のデータ連携が可能